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マダニ対策として虫除けスプレーは効果的なのか。

      2016/06/26

新緑の季節。

せわしない都会を離れて、山あいへ。
バーベキューや、キャンプ。
この時期は、野外コンサートも頻繁に開催されます。

美味しい空気と、偉大なる自然に癒されるはずが・・・
吸血鬼であるマダニの恐怖が、待ち構えているとは・・・。

アウトドアライフを楽しむために、
マダニの生態や対処法を知っておくことが重要です。


では、一緒に見ていきましょう。

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マダニって、どんな生物?

節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目マダニ亜目マダニ科・・・
という呪文のような科に属する、ダニの一種です。

ダニの一種と聞くと、
ついつい「イエダニ」が思い浮かびますが、
生態は大きく異なります。

昆虫というより、クモやサソリに近い生物で、
哺乳類の血が、唯一の栄養源です。


足は、8本。大きさは、吸血前は3〜4ミリ。
肉眼でハッキリと確認できる大きさです。

しかし、吸血するとさらに膨れ上がり・・・
体重は100倍、大きさは1センチに!


心底、ゾッとします。

マダニの活動時期は、4月から10月です。
住処は、山や茂み、都市部では公園や河川など。

哺乳類が発する二酸化炭素や、体温、体臭、振動などに反応して、
宿主となる生物を待ち伏せして乗り移り、吸血行為をします。

野生動物はもちろんですが、
犬やネコなどペットにも寄生します。

そして、恐ろしいことに、
にんげんも寄生対象のひとつだということです。



マダニに吸血されると、どんな危険があるの?

マダニに吸血されると、
6日から2週間程度の潜伏期間を経て、
患部に違和感のある大きな傷跡ができます。

この時点で、誰でも寄生されたことに気づきます。

マダニが厄介なのは、
吸血時にセメントのような唾液を出すこと。

そのため、無理にはがそうとしても、とれません。

それでも力づくではがしたりすると、
頭部や牙が体内に残ってしまい、
感染症の原因となりますので、慎重に進める必要があります。


マダニに吸血されていることがわかったら、
急いで病院に行きましょう。


自力で対処する方法もありますが、
プロに任せることが、確実で安心です。

患部を切開せざる得ないこともありますが、
タイムリミットは、寄生されてから24時間以内です。

恐ろしいのは、マダニを媒介にした感染症です。
どんな症状があるのでしょう。

よく知られているのは、
「重傷熱性血小板減少症候群」と「ライム病」です。

「重傷熱性血小板減少症候群」
原因不明の高熱、下痢、血尿、
嘔吐、頭痛、食欲低下などの症状が起きます。
最悪の場合、死に至ることがあります。

ライム病
野生動物が保有する病原体「ポレリア」に
マダニが感染して吸血した場合、発症します。

全身のだるさ、寒気、頭痛、嘔吐、発熱、関節痛など
風邪に似た症状が出ますが、特徴的なのは皮膚に炎症が出ます。

数ヶ月から数年後に、
皮膚炎や関節炎、角膜炎等を発症することもあり、
半年間寝たきりになってしまった事例もある
恐ろしい感染症です。




マダニを撃退する、隠れた予防策とは

マダニの住処である山や茂みに
できるだけ近づかないことがベストですが、
それだと、せっかくのシーズンを楽しめませんね。

マダニに吸血されないための予防策はあるんでしょうか?

1. 山や茂みの中でも注意すべき場所を知る

特に、20センチ以上の丈のある草がある場所は、
マダニが生息している可能性が高まります。


植物の種類で最も注意すべきは、笹。
マダニは笹を待ち伏せ場所として、好んで使っています。

2.露出の少ない服装

外出時は、以下の点に注意して、
衣服を選びましょう。

– 長袖シャツ、ズボン、ハイソックスを着用して、極力肌を露出しない
– マダニがついた時に発見しやすい、明るい色の衣服を選ぶ


3. 虫除けスプレー

ひとつ、注目したいのが、虫除けスプレーです。


虫除けスプレーって、蚊を対象にしているんでしょう?

と思われがちですが、実は、
マダニにも効果があることがわかっています。

虫除けスプレーを吹きかけてから、
2時間もすれば効力を失いますので、
定期的に、繰り返し、全身に吹きかけましょう。



まとめ


知れば知るほど、恐ろしいマダニ。
その見た目も、吸血シーンも、ゾッとします。

しかし、虫除けスプレーが効果を発揮するとは、
思いもよりませんでした。

できるかぎりの予防策を駆使し、
それでも噛まれてしまった場合は、
速やかに病院に行き、医師の診断に従いましょう。

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